「玄関の鍵を探してカバンの中をゴソゴソ……」そんな毎日の小さなストレスから解放してくれるのが、SwitchBotの「顔認証パッド(Keypad Vision)」です。SwitchBotロック製品と連携させることで、顔認証・パスコード・交通系ICなど複数の方法で鍵を開けられるようになります。この記事では、製品の特徴から、開封・設置・アプリ連携・顔登録までの設定手順、そして実際に使ってみた感想までを、画像を交えてわかりやすくまとめました。
SwitchBot 顔認証パッドとは?
SwitchBot 顔認証パッドは、玄関ドアの外側に取り付けて使う認証デバイスです。単体で鍵を開けるものではなく、SwitchBotのスマートロック(ロックLite/ロック/ロックPro/ロックUltra)と連動させることで、顔認証をはじめとした多彩な方法で解錠できるようになります。工事や配線は不要で、ドアや壁に貼り付けるだけで設置が完了する手軽さが魅力です。

製品の特徴
約3万個の赤外線ビームによる3D顔認証
最大の特徴は3D顔認証技術です。赤外線ビームで顔の立体形状を識別するため、メイクの有無や眼鏡の着用に関係なくスムーズに認証できます。写真や動画などの平面情報ではなりすましできない仕組みで、登録した顔データはすべて本体内にローカル保存され、クラウドには送られません。

暗い場所でも使える赤外線補助ライト
赤外線補助ライトを内蔵しているため、夜間や照明の少ない玄関でも認証しやすく設計されています。時間帯を選ばず使える点は実用性が高いポイントです。
顔認証以外にも豊富な解錠方法
顔認証だけでなく、パスコード入力や交通系ICカードなどにも対応。用途に応じて認証方法を組み合わせられるので、家族や来客のシーンに合わせて柔軟に運用できます。
画像で解説!設置・設定の完全ガイド
ここからは、開封から顔認証の登録まで、実際の設定手順を順番に解説します。工事不要で、慣れれば15分ほどで完了できます。
1. 開封・準備
パッケージには本体のほか、取付プレート、両面テープ、ネジセット、クリーニングティッシュ、取り外しピンなどが同梱されています。取り付け方法は「両面テープ」と「ネジ止め」の2種類から選べます。
付属品一覧。取付プレートや両面テープ、ネジ、取り外しピンなどが入っている(※画像を挿入してください)
2. 本体の設置
【STEP1:電源をオンにする】設置する前に、本体背面にある電源スイッチをオンにしておきます。
本体裏面の電源スイッチ。設置前に必ずオンにする(※画像を挿入してください)
【STEP2:取付プレートを固定する】両面テープを使う方法が手軽でおすすめです。手順は次のとおりです。
- 付属のクリーニングティッシュで貼り付け面をきれいに拭く
- 両面テープを取付プレートに、切り欠きを合わせて貼り付ける
- 丸い穴が右側になる向きで設置面に貼り付け、2分ほど手でしっかり押さえる

注意:金属製ドアの場合は電波の遮断を避けるため、ドアではなく隣接する壁面に設置してください。また、連携するロックから5メートル以内に設置する必要があります。
【STEP3:本体をセットする】取付プレート下部の2つの丸い穴に本体背面の金属ジョイントを合わせ、下へスライドさせてはめ込めば設置完了です。

3. アプリでペアリングする(Bluetooth接続)
まずSwitchBotアプリを最新バージョンに更新し、スマートフォンのBluetoothをオンにしておきます。準備ができたら、次の手順で接続します。
- アプリ右上の「+」→「デバイスの追加」→「顔認証パッド」を選ぶ
- 本体右上の施錠ボタンと右下の確認ボタンを同時に2秒間長押しし、ランプが緑色に点滅したらペアリングモード起動
- アプリに戻って「接続する」をタップし、名前と設置場所を入力して「次へ」


4. ロック製品と連携する
連携するロック(例:ロックUltra)を選んで「次へ」をタップします。続いてアプリに表示されるテスト用パスコードを、顔認証パッド本体のテンキーで入力すると連携が完了します。

5. 顔認証を登録する
- アプリの設定画面から「顔」→「+」→「常に有効」を選ぶ
- 顔認証パッドの前に立ち、プライバシーポリシーに同意して「顔認証の登録」をタップ
- 自動でスキャンが始まるので、登録名を入力して「保存」
- 「顔認証テストを開始」で動作を確認し、「次へ」→「完了」で設定終了
顔認証パッドの前に立ち、プライバシーポリシーに同意して登録を開始(※画像を挿入してください)
6. アプリでの各種設定
設定が終わったら、アプリから使い勝手を細かくカスタマイズできます。主な設定項目は次のとおりです。
- 顔認証の起動方法:「自動(近づくだけで解錠)」か「手動(テンキー押下で起動)」を選択。手動にするとバッテリー節約や誤作動防止に有効
- 顔認証感度:認証が起動する距離を調整。高感度=5m/中感度=4m/低感度=3m(初期値)。感度が高いほど消費電力も増える
- スリープ期間:解錠・施錠後に再び顔認証が起動するまでの待機時間を0〜60秒の5段階で設定でき、不要な再ロックを防止
- 施錠ボタン設定:本体の施錠ボタンの有効/無効を切り替え
- ボタン設定:チャイムボタンでロックUltraから音を鳴らしたり、他のSwitchBotデバイスと連携させたりできる
- アナウンス設定:解錠時のアナウンスの言語や音量を変更できる

設定フローのまとめ
全体の流れをおさらいすると次のようになります。
- 開封・準備
- 本体設置(電源ON → 取付プレート貼付 → 本体はめ込み)
- アプリでペアリング
- ロック製品と連携
- 顔認証を登録
- アプリで各種設定
- 完成!顔パスで解錠
設置時のポイント
より快適に使うために、設置時は次の点を意識するとよいでしょう。
- 設置高さ:約1.3メートルが目安。実際に使う人の身長に合わせて調整する
- ロックとの距離:連携するロックから5メートル以内に設置する
- 金属ドアの場合:電波の遮断を避けるため、ドアではなく壁面に設置する
- バッテリーを節約したい場合:起動方法を「手動」、感度を「低(3m)」に設定する
- 夜間の使用:赤外線補助ライトを内蔵しているので暗所でも認証できる
- メガネ・マスク:メガネ着用時でも認証可能。マスクは外す必要がある
設置高さは約1.3メートルが推奨されている(※画像を挿入してください)
実際に使ってみた人のレビュー・感想
ここでは、実際に導入した人たちの声から見えてきた評価を、良い点と気になる点に分けて紹介します。
良かった点
- 何も持たず、何も触れずに鍵が開く体験は想像以上に快適。一度慣れると鍵を取り出す生活には戻れないという声が多い
- 顔認証が使えない場面でもパスコードや交通系ICで解錠でき、使い分けの自由度が高い
- 工事不要で後付けでき、賃貸でも導入しやすい
- 暗い玄関や夜間でもしっかり認証してくれる
気になった点
- 顔認証の反応は設置高さや立ち位置、明るさに左右されることがあり、設置位置の調整が重要
- 感度を高くすると認証は快適になるが、その分バッテリーの消費も増える
- 金属ドアでは壁面に設置する必要があるなど、設置場所に制約が出る場合がある
- 外出時に施錠する運用にはロック側の設定が必要で、鍵の携帯が完全に不要になるわけではない
まとめ
SwitchBot 顔認証パッドは、顔認証による手ぶら解錠を軸に、パスコードや交通系ICなど複数の解錠方法を1台に集約したスマートロック用の認証デバイスです。開封から設置、アプリ連携、顔登録までの手順はシンプルで、工事不要で手軽に導入できます。設置高さやロックとの距離といったポイントを押さえれば、鍵を持ち歩かない快適な生活が手に入ります。設定でつまずいたときは、SwitchBot公式サポートページもあわせて確認してみてください。
外出先ではまだカードが必要という方は、リール付きパスケースを使うと社員証やICカードの出し入れがラクになります。